広島ドラフト6位 飯田哲矢 待望の即戦力左腕がカープ優勝の最後のピースになる【背番号39】

広島カープ、ドラフト六位ルーキーの飯田哲矢投手を紹介します。
経歴は、藤沢翔陵高校(神奈川県)にで二年時からエースとして活躍。甲子園出場は果たせなかったものの、将来性はMLBからも評価されていました。卒業後は亜細亜大学へ。1年春からリーグ戦に出場するも大学時代は目立った活躍が出来ませんでした。
その後、JR東日本に入社。そこで才能が開花し、一年目から活躍。2014年のドラフトで広島から6位指名を受けプロ入りを果たしました。現在、広島は多くの意味で注目されている球団ですが、優勝するためのキーマンはこの飯田投手ではないかと思います。
1.飯田投手の特徴
まず、球種は最速145キロの直球と100キロ台のカーブ、スライダーとチェンジアップです。社会人経験から『打者を抑えるテクニックの持ち主』という評価が聞かれ、バッターとの駆け引きで勝負する投手です。決め球はチェンジアップで現在一軍メンバーとして参加しているキャンプでもこの球が非常に評価が高くなっています。何と言っても左腕が不足している広島においては間違いなく一年目からチャンスがあって活躍を期待されているでしょう。
2.社会人後半での成長
飯田投手の活躍するであろう理由として、社会人野球最後の大会においても成長が見られ、そのままプロ入りしてきたという点です。たまに高校生でも一年生など早い段階で注目された投手がプロ入り後、伸び悩むというケースを見かけますが、飯田投手はその逆、成長曲線が上昇を描いている時に入団してきました。こういう選手はプロでも伸びていく傾向にあります。
社会人野球最後の大会で活躍を見せており、もう少し早くにこの投球をしていれば6位では獲得できなかったという声も聞かれていますので広島スカウトは見る目があったということですね。
3.どのように起用していくのか?
おそらく最初は中継ぎとして起用されると思いますが、広島投手陣でローテーション候補の左腕は新外国人のジョンソン投手のみです。
キャンプの段階で首脳陣からの評価も高いため、谷間での先発としての起用もあるかもしれません。どちらにせよ、間違いなくチャンスはあると思うのでそこを掴んでほしいですね。
~カープ優勝の最後のピースへ~
前述したとおり、今年の広島は色んな意味で注目を集め、優勝への機運も高まっていることでしょう。
そういった優勝を狙う中ではこれまで埋められなかった『左腕投手』というピースを飯田投手が埋めてくれると革新しています。優勝に貢献すれば新人王、その他タイトルも間違いなく付いてくるでしょう、1年目からの活躍に期待しましょう。