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広島ドラフト1位 野間峻祥は「第二の緒方孝市」を目指すのか?【背番号37】

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2014年ドラフト会議で広島カープから1位指名を受けた野間峻祥。
監督に就任したばかりの緒方孝市が「一目惚れ」したという逸材は、春のキャンプでその注目度をさらに上げている。

「第二の緒方孝市」の期待も高い野間のポテンシャルを探ってみたいと思う。

1.意外な長打力も兼ね備えた打撃

野間峻祥は兵庫県出身の22歳。中学時代に在籍した神戸須磨クラブは全国大会でも実績のある強豪で、OBにマック鈴木(元シアトルマリナーズ)や同じ広島の戸田隆矢がいる。
高校は神戸村野工業高校。甲子園出場はなかったが、3年生の県大会では2試合連続3安打を記録するなど、打力はこの頃から片鱗を見せている。

中部学院大では1年からレギュラーでリーグ、全国大会で活躍。全国大会出場したシーズン3回は全て打率4割を上回っていた。
バットコントロールが柔らかく、広角に打ち分けるタイプだが、プロ入り後のキャンプではフリー打撃で柵越えを連発するなど長打を打てる素質も垣間見せている。

飛ばすことをイメージしているというより、スイングスピードの早さが飛距離につながっているのだろう。

2.走力と判断力を兼ね備えた
   『スピードスター』

走っては50メートル5秒8の俊足を持っている。大学時代に二塁へのゴロを内野安打にしており、一塁への到達が4.0秒(推定)とも言われている。
左打者のため一塁への走り出しが早いことを差し引いても類まれな俊足の持ち主である。
また、センター後方へのフライでセカンドからタッチアップして一気にホームを陥れたこともある。

単純な走力だけではない、走塁時の状況判断能力の高さも伺い知ることができる。
広島には丸や菊池、足のスペシャリストの赤松など俊足選手が多く、チームカラーとしても歴史的に足を絡めた攻撃を得意としている。
走力を活かす土壌があることも、野間の活躍の機会を増やすことになるだろう。

3.広島の三拍子揃った過去の外野手は?

守備についても遠投110メートルの肩が外野手として魅力的だ。
キャンプの守備練習でもライトの守備位置からサードやホームへのレーザービームを連発。
前述の走力もあり、守備範囲も決して狭くないことは容易に想像できる。
走攻守全てを兼ね備えた外野手といえば、広島ファンならすぐに思い出されるのが、他ならぬ『緒方孝市監督』である。

打席の左右の違い以外で言えば、主に1番~3番を務めたアベレージヒッタータイプながら1シーズンで最大36本のホームラン(99年)を打ち、走っては3度の盗塁王、守ってはゴールデングラブ賞5回という全てを兼ね備えた外野手だった。

~緒方孝市を越える存在へ~

「○○2世」や「第二の○○」と言われて大成した選手はあまりいないだけに、野間を「第二の緒方孝市」と呼ぶのはあまり好まないが、
恐らく緒方監督自身が野間に現役時代の自分を重ねあわせた結果、「一目惚れ」したのではないかと思わずにいられない。

目指す目標は高いほうが良い。野間には是非「第二の緒方孝市」ではなく、走攻守の全てのジャンルで「緒方孝市超え」を果たして欲しい。

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