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『脱・便利屋』巨人 中井大介は怪我を乗り越え寝坊で覚醒した?

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三重・宇治山田商業高校時代は1年夏に遊撃手のレギュラーとなり、3年夏にはエース兼右翼手として甲子園に出場、優勝した佐賀北高校と引き分け再試合までもつれ込む熱戦を繰り広げたものの初戦敗退となりました。

2007年の高校生ドラフトでジャイアンツから3巡目指名を受けて野手として入団、2軍では毎年のように好成績を残し、1軍でも内外野どこでも守れるユーティリティプレーヤーとして重宝されています。

選手層の厚さに阻まれて

中井選手の打撃センスを考えると1年間通して出場すれば、それなりの成績を残しそうなのですが、何より守るポジションが無いのです。

入団当初は三塁手でしたが当時の三塁には小笠原道大選手(現・中日)がおり、のちには村田修一選手が移籍してきます。

二塁手でレギュラーを取りかけるとそこに片岡治大選手が移籍してきて、外野に回ると今度はF・セペダ選手が入団してくる、といった具合にポジションを争う相手が常に大物なのです。

中井選手の守備力にも多少問題がありますが、このまま便利使いされて終わるには惜し過ぎる選手だと思います。

 

チャンス→怪我の悪循環

プロ野球選手としてターニングポイントとなるような場面でよく怪我をしています。

2010年は開幕1軍を勝ち取り、その後2軍へ降格した際に右足靱帯を損傷して再昇格を逃し、シーズン終了後には右足甲の手術を受けて翌2011年は出遅れることとなってしまいました。

さらに2013年は打撃が好調で、夏には二塁手として定着しましたが試合中に左膝靱帯を損傷します。

ポストシーズンには復帰するものの、翌2014年にはこの怪我とキャンプ中に痛めた右肘の影響で出遅れてしまいます。

先に書いたようにポジションが無いこともありますが、残念ながら自分でチャンスを逃している事も事実です。

 

寝坊で即2軍降格…

2013年シーズン途中から1番に定着しかけた6月中旬、全体練習に寝坊で遅刻してしまい、川相昌弘ヘッドコーチから即時2軍降格を言い渡され、さらに数試合の謹慎処分も科されることになりました。

しかし、この寝坊で中井選手の中にあった甘さが消え、再昇格後は8月初頭に怪我をするまで、1ヶ月余りと短い期間ではありましたが、完全に覚醒したと思われる活躍を見せてくれました。

それだけに返す返すも、あの試合中の怪我による長期離脱さえなければと思わずにはいられません。

 

2軍からの逆襲、2015年こそレギュラー奪取へ

2015年はキャンプ・オープン戦を通じて主力選手の故障や不振が目立ち、中井選手にとっては何度目になるかわからない1軍定着のチャンス到来かと思われました。

しかし、中井選手もキャンプでの実戦練習では好調でしたが、オープン戦に入ると結果が残せず、結局開幕は2軍スタートとなってしまいました。

ジャイアンツ内野陣はベテランも多く、怪我を抱えた選手も少なくないので、1軍昇格のチャンスは必ず巡ってきます。

2015年こそは来たチャンスをしっかり掴み取って離さないようにしてもらいたいと思います。

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