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巨人ドラフト1 位 岡本和真は待望の右の4番候補だ!【背番号38】

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2015年、春のキャンプが始まり、各球団の新戦力に注目が集まる中、巨人のドラフト1位ルーキー・岡本和真が注目を集めている。

本キャンプから導入された体感速度160キロともいわれるバッティングマシンに対応してみせたり、フリー打撃で推定飛距離130メートルの場外弾を放ったりと話題に事欠かない。
注目度が上がる一方の岡本の魅力を掘り下げてみよう。

1.「高校通算○○本」を
軽視しすぎてはいけない。

岡本和真は奈良県出身の18歳。奈良の名門・智弁学園で1年生からレギュラーとして活躍した。
高校通算73本のホームランを放ち、U18日本代表でも4番をつとめたスラッガーである。
関西出身ながら意外なところで巨人とのつながりがある。中学2年の時、中学年代クラブチーム日本一を争う「ジャイアンツカップ」でベスト4の経験がある。

「高校通算○○本」という記録に驚くプロ野球ファンはさほどいないかもしれないが、現在の現役で岡本以上の記録を残したのは中田翔(日本ハム)の87本、中村剛也(西武)の83本だけである。どちらも今や球界を代表するスラッガーである。若手の大砲候補・筒香嘉智(横浜)の69本も上回っている。

高校時代の記録を額面通りに受け取ってはいけないかもしれないが、73本というのがいかに規格外の数字であるかわかる。

2.「速球が苦手」なんて誰が言った?

これらの記録から早くからドラフト候補として注目を集めた岡本だったが、一部からは「速球への対応が課題では」と言われていた。
高校野球の投手で140キロ以上の直球をコンスタントに投げられる投手は一握りである。

「岡本は速球が苦手では?」という印象は、恐らく夏の奈良大会準決勝の大和広陵戦での2三振が原因ではないかと思われる。
立田将太(日本ハムドラフト6位)の速球に1回は空振り、1回は見逃しで三振を喫している。
しかし、結果的にはバッティングマシン相手とはいえ160キロの球に対応してしまっている。
数少ない情報から選手の能力を見極めなければいけない新人スカウトにとっては危惧される三振だったかもしれないが、どうやら杞憂だったようである。

3.鍛え上げたスイングが飛距離の秘訣

豪快なホームランが注目されがちだが、岡本には高いアベレージを残すミート力もある。実際高校時代の各大会での打率は4割から5割を記録している。
キャンプを視察した松井秀樹からは「スイングの軌道が一定で安定している」と評価されたがそのスイングを高校時代から素振りで鍛え上げてきた。

岡本自身「マシン打撃はボールを打ちにいってしまう。スイングは素振りで作る」と言っており、自分の形が作れているからどんな球でも軌道が崩れないのである。
自分の形を固めるために、数えきれないくらいにバットを振り込んできたのだろう。

智弁学園時代の小坂監督は高校時代の岡本を「負けず嫌いで人知れずバットを振り込んでいた。練習量は際立っていた」と語っている。
ただの飛ばし屋ではなく、練習に裏付けされた自信のあるスイングだからこそ、バットに当たり、飛距離が出るのだ。

~巨人故の試練を乗り越えろ~

巨人という注目度の高い球団で、右の大砲としての期待も高まる岡本だが、選手層の厚いチームの中でチャンスを掴むためには課題も多い。

特に守備については「高校時代は守備はそんなに意識していなかった(本人)」そうで、これから鍛えていかなければいけないポイントの一つだ。
卓越したバットセンスを活かし、名門・巨人の4番に座るため、岡本のプロ野球人生は今はじまったばかりだ。

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