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自動車教習所教官から初のプロ野球選手誕生!ロッテ 信樂晃史は練習嫌いを脱し念願のプロへ

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宮崎県宮崎市出身の信樂晃史(しがらき あきふみ)投手は、1991年12月26日生まれの24歳。身長180cm、体重84kgというスタイルから投げ込む140キロ台のストレートと、ツーシーム、スライダーを織り交ぜながら相手打者を打ち取っていく本格派の右腕投手です。

宮崎南小学校2年生の頃から本格的に野球を始め、宮崎市立赤江中学校時代まではキャッチャーとして軟式でプレー。宮崎県の強豪校・日南学園高校に進学した後、キャッチャーから投手に転向し、九州地区を中心に活躍。

福岡大学を卒業後には、宮崎梅田学園に入社して、自動車教習所の教官として働きながら、都市対抗など社会人野球で目覚ましい活躍を見せ、2015年のドラフト会議でロッテから6位指名を受け、プロ入りを果たしました。

➊高1冬に投手へ転向した原石

高校時代から150キロ超えのストレートを投げ込んでいた寺原隼人投手(ソフトバンク)や、2015年シーズンに25セーブを記録し、セリーグを代表する守護神として大活躍している中崎翔太投手(広島)などを輩出している日南学園高校に進学した信樂晃史投手。

野球部に入部した当初はキャッチャーのポジションを務めていたのですが、高校1年生の冬からは本格的に投手に転向。チームのエースピッチャーとして活躍したものの、高校3年間で甲子園の土を踏むことはできませんでした。

日南学園高校卒業後に福岡大学へ進学した信樂晃史投手は、同学年の梅野隆太郎捕手(阪神)らとともに、福岡県内にある大学で構成されている九州六大学リーグの公式戦を戦い抜きます。

大学3年生の秋には、ストレートの球速が自己最速の147キロを計測するなど、生まれ持った野球選手としての才能を開花させていき、九州選手権でリリーフ登板を果たすところまで成長します。

九州六大学リーグでは、大学4年間で9試合に登板し、0勝1敗という成績に終わります。同学年の梅野隆太郎捕手は2013年のドラフト会議で阪神から4位指名を受けますが、信樂晃史投手がドラフト会議で指名されることはありませんでした。

 

➋教習所教官から初のプロ野球選手へ

信樂晃史投手は、福岡大学卒業後に宮崎県宮崎市で自動車教習所を運営している宮崎梅田学園に入社。運転免許の教習指導員の資格を取得して、自動車教習所の教官として勤務をしながら、宮崎梅田学園・硬式野球部で野球を続ける事になりました。

宮崎梅田学園入社1年目から野球部の主力投手として九州地区の社会人野球公式戦に登板していた信樂晃史投手が入社2年目に大ブレイク。大学時代まで無名だった投手が社会人になってから、ようやくプロのスカウトから注目される存在になります。

 信樂晃史投手の評価が上昇するきっかけになったのは、入社2年目に九州地区の第1代表に選出されたJR九州の補強選手として出場した都市対抗でした。

1回戦(vs日本新薬)で2番手として登板するも、1イニング2/3で勝ち越しタイムリーを浴びるなど自責点2を喫し、チームは初戦で敗れてしまいます。

しかし、短いイニングでありながら、力強いピッチングを披露した信樂晃史投手は、自動車教習所での仕事と野球を両立させている「異色の本格派右腕」としてメディアからも注目を集める存在になり、一躍ドラフト会議の指名候補に名乗りを挙げます。

2015年のドラフト会議では、上位指名は叶わなかったものの、ロッテが6位で信樂晃史投手を指名。日本プロ野球界史上初めて、自動車教習所教官の経験者がプロ入りすることになりました。

 

➌類まれなる才能が招いた練習嫌いを克服!

宮崎梅田学園・硬式野球部から初のプロ野球選手となった信樂晃史投手でしたが、日南学園高校時代と福岡大学時代は、無類の練習嫌いの選手として、監督やコーチなど指導者の頭を悩ませていました。

信樂晃史投手は、類まれな運動神経の持ち主で、野球以外のスポーツは何でもこなしていましたが、人並み以上の運動神経を持っていることで自信過剰になってしまい、他の選手よりも真面目に野球の練習に取り組まない問題児だったようです。

しかし、福岡大学を卒業してから入社した宮崎梅田学園では、日中に自動車教習所の教官として働き、それ以外の時間で野球をする、という非常に厳しい環境で野球を続けることを余儀なくされます。

自身の能力の高さに甘え、満足な練習をしてこなかった信樂晃史投手は、宮崎梅田学園への入社がきっかけになって、気持ちを入れ替え、仕事はもちろん、野球でも成果を挙げるべく、日々努力していくことになります。

高校や大学で大活躍をして、トントン拍子でプロ入りしてしまったら、早い時期に戦力外通告なっていたかもしれませんが、宮崎梅田学園で練習嫌いを克服した信樂晃史投手ならば、プロの厳しい世界に入っても通用する選手になるのではないでしょうか。

 

➍もう一度注目を浴びるにはまず二軍で活躍を

宮崎梅田学園時代から、力強いストレートと、120キロ台のツーシームの精度はプロ並み、という評価を受けていた信樂晃史投手は、プロ1年目から先発ローテの一角に入る投手として大きな期待が懸けられています。

自動車教習所教官の経験者という、今までのプロ野球選手ではあり得なかった経歴を持つ信樂晃史投手は、ドラフト会議の前から全国放送のテレビでも特集が組まれるなど、ドラフト会議での指名順位以上に高い注目を集めています。

信樂晃史投手が1軍デビューを果たす日には、世間の注目度も更に上がっていくことになるでしょうから、2軍の公式戦でしっかりとアピールをして、1日も早く1軍メンバー入りを決めてほしいです。

将来的には、福岡大学の同期だった梅野隆太郎捕手との対戦や、日南学園高校の先輩にあたる寺原隼人投手、中崎翔太投手との投げ合いも実現することになるのではないでしょうか。

自動車教習所教官出身・信樂晃史投手の更なる活躍に期待しましょう。

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