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機動破壊の顔!ロッテ 脇本直人と西武 高橋光成のライバル関係とは?

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ロッテ 脇本

群馬県出身。健大高崎高校では1年秋からベンチ入りし、3年時夏は前年全国制覇した前橋育英を退け甲子園に出場しています。全試合3番打者で出場しベスト8進出に貢献、4試合で打率.500、6盗塁を記録しました。甲子園の後は18Uアジア野球選手権の日本代表に選ばれ決勝戦以外は1番打者として起用されました。

「上州のゴジラ」と呼ばれ、高校通算57本塁打の打力と50m6秒1の俊足が評価され、2014年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから7位の指名を受けて入団。

1年目では2軍でチーム新人最多の99試合に出場しますが、打率.187 本塁打3本 4盗塁の成績に終わり、大きい期待を受けながらも高いプロの壁にぶち当たり、苦戦していますが持ち前のパンチ力と脚力で1軍での活躍が期待されています。

 

➊西武 高橋光成は親友であり最大のライバル

2014年ドラフト会議で西武ライオンズから1位指名を受けた高橋光成とは小学校からの友人・ライバル関係です。小中高と所属するチームは違うが、同学年で群馬県沼田市出身、小学校からお互いの家に泊まり合う仲だったそうです。

中学3年時には地区の選抜チーム「NBAトレジャーズ」に二人とも選ばれ関東大会で優勝しました。当時は2人とも投手で2枚看板として活躍。高校に入ってからも連絡を取り合う仲で、3年夏には群馬大会の3回戦で前年全国制覇した高橋率いる前橋育英との対戦が実現し終盤7回に脇本が高橋から逆転タイムリーを放ちました。

高橋へのライバル意識は強く、甲子園で優勝した際も喜びより悔しい気持ちが強かったと語っています。またドラフト指名後のインタビューで対戦したい投手を聞かれた際真っ先にあげた名前は高橋でした。高橋は甲子園優勝投手でドラフト1位、周りの評価は高橋に軍配があがりましたが小中学校の選抜チームでは脇本がエースで高橋が2番手でした。小さいころから切磋琢磨してきたライバルとの関係はこれからも変わらないでしょう。

ちなみに高橋の1年目は8月に1軍登録を果たしなんと8月のパリーグ月間MVPを獲得、両リーグ最年少で受賞しました。5勝をあげ現状プロでは高橋に先を越されてしまいました。

 

➋祖父母への感謝の気持ちがプロへ導く

脇本が3歳の時に両親が離婚し、それ以来父方の祖父・桂太郎さんと祖母・淑子さんに育てられました。6人兄弟の5番目で決して経済的にも余裕のない環境の中、高校まで野球をさせてくれた祖父母の愛情に感謝し野球に取り組んできました。

高校時「プロに入っておじいちゃんとおばあちゃんを楽にさせてあげたい」と進路は迷わずプロを志望しました。野球に懸ける強い思いが甲子園での活躍・プロに入れる力を身につけられた要因となっています。

ドラフトでロッテから指名されスカウトが学校に挨拶に訪れた時は祖父母と一緒に表れ、報道陣からの取材で契約金の使い道を問われると「祖父母のために車を買ってあげたいです。今、あるじゃないですか。小回りが利いて運転が簡単な車。それを買ってあげたいです」と答えました。プロ入り後には赤色のヴィッツをプレゼントし、その車で群馬からロッテ浦和球場にしばしば見に来られています。

脇本は祖父母を「パパ」・「ママ」と呼んでいます。育ててくれ野球をさせてくれた感謝がこれからの脇本の更なる成長の糧となることでしょう。

 

➌下位指名からの険しい挑戦

ロッテの外野手は荻野、伊志嶺がドラフト1位、清田がドラフト4位、角中はドラフト7位、岡田は育成と1軍で出場しているメンバーの経歴は様々です。

特に角中は脇本と同じドラフト7位指名を受けて2012年には首位打者にも輝いています。そのテイクバックの少ないノーステップの打撃フォームも角中に似ています。

脇本の魅力はまずその走力です。純粋に脚力があるのと健大高崎の代名詞「機動破壊」で鍛えられたという走塁技術は俊足揃いな半面、走塁判断がイマイチと言われているロッテ外野陣を脅かす存在になりえます。

さらに角中にはない長打力も脇本には備わっています。握力91キロの腕、スクワット160キロを上げる下半身で高校通算57本塁打を放ちました。

そんな脇本がドラフト下位の7位指名だったのは「木製バットへの対応」と「守備力」と言われています。18Uアジア野球選手権で選ばれた際、木製バットの使用で苦戦していた様子が見受けられました。ノーステップの打法は木製だと特に力と技術を必要とします。守備では打球反応や肩力に難ありという評価です。ロッテの本拠地は風が強く最も外野守備が難しいと言われており、課題を克服する必要があります。

プロとして先を越されている高橋の存在は今後の脇本にとって活力となるはずです。将来は角中2世と言われている通り、首位打者を取って更に長打力や走力も魅力なのでトリプルスリー目指せるくらいの活躍が期待されます。左打者の外野手というカテゴリーで這い上がるには相当な努力と力が必要とされますが甲子園で沸かしたようにロッテの熱い応援をバッグに幕張を駆け巡る姿が今年は見れるかもしれません。

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