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日本ハムファイターズ 素行不良で信頼を失い一度はプロを諦めた男 白村明弘の大学時代の試練とは?

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神奈川 慶応義塾高校時代は1年春からベンチ入りし、2年春夏と3年春の三度甲子園に出場しますが、2年時は登板機会が無く、3年春はエースとして登板したものの初戦敗退となってしまいました。

慶応義塾大学進学後1年春に肩を痛め2年時から本格的にリーグ戦登板を重ね、3年秋のリーグ戦では好成績を残し注目を集めましたが、4年になってからは精彩を欠いた投球が目立ちました。

2013年のドラフト会議でファイターズから6位指名を受けて入団、2014年は2軍で好成績を残し1軍昇格も果たしました。

❑8ヶ月間謹慎

大学2年秋のリーグ戦途中、主にセットアッパーとしてチームに貢献していた白村選手は監督から自主休部を勧告され謹慎することになります。

合宿所生活で規則違反を犯し、チームの規律を乱すということで8ヶ月間もの長期間に渡って謹慎生活を送ることとなり3年春のリーグ戦を棒に振ることとなってしまいました。

本人は後にこのことを振り返って「謹慎しても変われなかった」と語っており、この時点では監督が望んだような精神面の成長は見られませんでした。

 

❑チームメイトの信頼も失う

謹慎から復帰を認められた3年秋には好成績を残し、謹慎生活を経て精神面での変化が見られたかと思われましたが、4年になり再び精神面の弱さが顔を覗かせます。

過信と練習不足による制球難で春のリーグ戦では精彩を欠いたことで、ドラフトを強く意識していた白村選手は投げやりとなり、チームメイトから練習態度や考え方を公然と批判され信頼を失ってしまいました。

早慶戦で不甲斐ない投球をした際に、大観衆のスタンドを見て「申し訳ない」という気持ちが起こり、ようやく精神面の成長が見られてチームメイトの信頼も徐々に取り戻していきました。

 

❑「プロ諦めろ!」

慶応大学と言えば過去に数多くのプロ野球選手を輩出している名門であり、基本的にドラフト下位指名ではプロ入りさせない方針をとっています。

白村選手は1位指名でもおかしくない逸材でしたが、自主休部を強いられたことや4年時に精彩を欠いたことで3位指名までに白村選手の名前が上がることはなく、本人はプロ入りを諦めており、弟さんからも「プロ諦めろ!」というメールが送られてきたそうです。

そんな中、ファイターズから6位で指名を受け、ホッとして涙ぐんだ白村選手の口から出た言葉は周囲への感謝であり、ドラフトでの試練が白村選手の精神面をまた強くしたと言えるでしょう。

 

❑2015年勝利の方程式へ

2014年シーズン終盤からポストシーズンに掛けて、中継ぎとして重要な場面での登板を重ね、プロ入り初勝利、初セーブも記録しました。

ファイターズ救援陣は層が厚く、割って入るのはそう簡単なことではありませんが、2014年に見せた兆しが本格的に開花となれば1軍定着どころか勝利の方程式の一角を占めることになるかもしれません。

↓↓もっと詳しく白村投手のアマ時代について知りたい方はこちらもおススメです↓↓

『孤高の天才』日ハム 白村明弘が歩んだアマ時代の栄光と挫折、プロまでの軌跡とは?

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