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名将 若生監督の最後の愛弟子!日ハム 清水優心はプロでも打てる捕手を目指す

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日ハム 清水

福岡 九州国際大付では、1年春から早くもベンチ入りを果たします。更には、入学直後の練習試合で特大の3点本塁打を放つなど非凡な長打力を見せ、すぐさま“4番・捕手”に座り、鮮烈な九州大会デビューを飾ります。

2年夏では県大会初戦に敗退するも、同年秋には主将を任され、県大会優勝へとチームを牽引。3年最後となる夏の予選では、25打数9安打1本塁打と持ち味の打力を発揮し、自身初の甲子園出場を達成しました。

しかし、甲子園本戦では2安打を放つも東海大四に敗れ、初戦敗退という結果に終わりました。高校通算35本塁打という長打力と、2塁送球1.88秒の強肩が「打てる捕手」として評価が高く、2014年ドラフト2位で日本ハムへと入団しました。

 

➊高校1年目から衝撃的なデビュー

野球部の名門として知名度の高い九州国際大付からは多くのプロ野球を輩出しています。そのなかでも、日高剛(元・阪神)、河野元貴(巨人)、高城俊人(DeNA)といった強肩で名を馳せたOBも多く、清水選手は11年春のセンバツで活躍した高城選手に憧れて同行への入学を決めました。

中学時代に所属していた岩国ボーイズから才能の片鱗を見せており、高校入学直後の練習試合では、つい最近まで中学生だったとは思えないような本塁打を放って周囲を驚愕させました。それによって、1年春の九州大会で4番・捕手として起用されることに繋がり、早くもチームの主力として大舞台を経験します。

1年夏の県大会では下位打線の出場となりましたが、5回戦で勝ち越しのタイムリーを放つなど、4試合で16打数6安打3点と勝利に貢献し、チームを5年連続のベスト8へと導きました。3年生が卒業した1年秋からは再び4番を任せられるなど、高校の初年度としては最高のスタートを切ったと言っても過言ではないでしょう。

 

➋挫折を乗り越えて、悲願の甲子園へ

チームの核として迎えた2年夏、甲子園への切符を期待されるもまさかの県大会初戦敗退に終わってしまいます。頼みの打撃でも快音は聞こえずノーヒットに抑えられ、チームとしても1点取るのも叶わずにナインは球場を去ることとなりました。

1年時の活躍ぶりを見れば、誰もが「これからは清水優心のチーム」として聖地へ足を踏み入れることを思い浮かべていたことでしょう。しかし、そう順風満帆に事が運ぶということはありませんでした。全ての期待を背負った九州国際大付の4番は、悔しさと自分の仕事ができなかった責任を胸に、秋からの躍進を誓ったのです。

そして、2年秋。新たな主将を任命されて更に気合いを入れた清水選手は、県大会の4回戦で150mを超える場外満塁弾を放つなど、7試合で計4本塁打と爆発し、九州大会出場へとチームを導いたのです。長い間背中にのしかかっていた大きな期待と重圧を見事に自分の力に変え、一流のプレーヤーへと成長を遂げた大会となりました。

2年秋の活躍で一気にプロのスカウトから注目を浴びるようになった清水選手。それによって、3年夏の予選2回戦では、計10球団から熱視線を受けることとなります。しかし、そんな重圧をも跳ね返し、その試合で2点本塁打を放つなど、大会25打席9安打と実力を発揮し、チームとしては3年ぶりの甲子園出場を果たしました。

 

➌名将が認めた実力をプロでも証明する

この夏大会での退任が決まっている若生正広監督に対しても、甲子園に連れて行くことで選手たちからの恩返しをすることにも繋がったのです。もちろん出場するだけに留まらず、全国制覇を目指して試合に臨んだ九州国際大付ナインですが、北海道屈指のエースである西嶋亮太(現・JR北海道)擁する東海大四に抑えられて初戦敗退。甲子園でのウイニングボールを監督にプレゼントすることは叶いませんでした。

2003年にはダルビッシュ有率いる東北高校を甲子園準優勝へ導くなど、名将として知られる若生監督ですが、清水選手に対して「捕手としては今までで一番」と、太鼓判を押しています。強肩強打の大型捕手という肩書と共に、リード面でもチームからの厚い信頼を寄せられており、総合的にも将来の正捕手として素材はピカイチという期待を背に、日ハムのユニホームを着ることとなりました。

プロ1年目は、イースタンリーグで83試合に出場し、1軍でも1試合スタメン出場を果たすなど、多くの経験を積みました。2年目となる今季は開幕1軍を目指してアピールを続けましたが、結果を出せずに2軍からのスタート。気持ちを改め、シーズン途中からの昇格を狙います。

まだまだ捕手としては勉強中の清水選手ですが、いずれは現在日ハムの正捕手である大野の背番号「27」を継承したいと誓いました。

巨人・阿部、元阪神・城島のような「打てる捕手」へ。

高校通算35本塁打の長打力を開花させ、リード面でも充実させることができれば、打力で劣る大野の座を奪うのもそう遠い未来ではないかもしれません。

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