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日本ハムファイターズ 倹約家 立田将太が父と歩み、貫いた異端の道と新たな高校野球スタイル

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小学校6年時に少年野球の全国大会で優勝、中学時代には3年夏にボーイズで全国優勝し、日本代表として世界選手権にも出場しました。

奈良 大和広陵高校進学後は、1年秋からエース兼4番を任され、2年春にはチームを28年ぶりに甲子園へと導きましたが、夏は2年時3年時ともに準決勝で敗れてしまいました。

2014年のドラフト会議でファイターズから6位指名を受けて入団します。

異端と言われた高校球児

高校時代の野球へ取り組む姿勢は異端と言われ、プロのスカウトからも批判されるものでした。

高校野球のエースと言えばチームの勝利のため怪我を厭わずに連投を重ねる、というイメージですが、立田選手は肩・肘を酷使しないように3年夏までは連投をしませんでした。

練習においても何百球を連日投げ込むようなことはせず、投球練習すること自体少なく、プロのスカウトが視察に来てもその姿勢は変わることはありませんでした。

立田選手がプロで活躍することによって、高校野球の「常識」が覆されることとなり、新たな時代の幕が上がることになるのです。

 

父との二人三脚

立田選手のこうした考え方には、父・裕和さんの影響が大きいようです。

裕和さんも高校時代は投手をしていましたが、連日の投球練習により肩を痛めてしまい野球自体を断念せざるを得ませんでした。

それを教訓に息子である立田選手には肩・肘を故障しない重要性を説き続けてきたそうで、時には毎試合投げさせようとする所属チームのコーチと衝突することもあったようです。

ドラフト会議で立田選手の名前が呼ばれた時には、息子が自らの夢でもあったプロ野球選手になる喜びから涙が止まりませんでした。

 

金銭感覚も異端?

高卒ルーキーはプロ入りしてからしばらくは給料の管理を親に任せることが多いようですが、立田選手は給料の管理は自分でするように両親から言われているそうです。

自らを「ケチ」と評するように金銭感覚はしっかりしており、1月の自主トレ中は正月にもらったお年玉をやりくりして初任給には手を付けなかったそうです。

1年間で100万円貯金することを目標としており、また「お札や小銭を数えるのが好き」と語っていることから、夜な夜な自室で通帳を嬉しそうに見つめている立田選手の姿があるかもしれません。

 

活躍は案外早い?

高校時代、近年では当たり前となっているウェイトトレーニングをほとんどしておらず、走り込みを中心に身体を作ってきました。

プロで十分に通用する身体というわけではありませんが、高卒ルーキー特有のひ弱さや線の細さをあまり感じず、特に下半身はしっかりしている印象を受けます。

すぐに1軍で活躍することは難しいですが、身体作りの段階を早々の終えて実戦で投げる姿を案外早く見られるかもしれません。

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