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中学時代に全国を制した野球エリート!オリックス 青山大紀はエース金子と同じ道を歩めるか?

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大阪府出身、中学時代は葛城JFKボーイズに所属し3年時に3番エースで全国制覇しました。奈良県の智辯学園高校に進学後は1年夏からベンチ入り、全試合でリリーフ登板し県大会準優勝、2年夏は主戦として県大会を制し甲子園出場しベスト8に進出。

同年秋に近畿大会を制して翌年再び甲子園に出場しますが2回戦敗退。3年夏は県大会準決勝でまさかの敗退で甲子園を逃しています。甲子園通算防御率2.36、打率.300とエースで3番打者と投打でプロから高い評価を得ます。

トヨタ自動車に入社後は都市対抗や日本選手権といった全国大会の登板経験はないものの高いポテンシャルと将来性を買われ、2015年のドラフト会議でオリックス・バッファローズから4位指名を受け入団。

野手として評価が高かった高校時代、投手としてプロの舞台でどのような活躍をするか楽しみな逸材です。

 

➊エース金子の背中を追う

経歴が同じオリックスの大エース金子千尋と似ています。右投げ左打ち、高校時代は甲子園で活躍するも高校3年の夏は準決勝で敗退。高校卒業後にトヨタ自動車に入社し、都市対抗で救援登板したのみの実績でオリックスに入団しています。投球スタイルも質の良いストレートに多彩な変化球を駆使し総合力で打ち取るタイプ、青山と金子は似ている点が多いです。本人も同じトヨタ自動車出身の金子と同じ道に進めるように頑張るとコメントしており、また一昨年発売された本「金子千尋の変化球バイブル」を読破してチェンジアップはこの本を参考に握り方をマネして取得しました。青山の変化球はカットボール・縦のスライダー・チェンジアップ・フォーク・ツーシーム・カーブと多彩です。

球団寮の入寮時には数十冊の本を持参し野球関連以外の本以外にも心理学の本や「武士道」といった精神に関する本も持参していました。こうした物事を追及する職人気質も金子に似ている点です。

トヨタ自動車では佐竹巧年や上杉芳貴などエース級の先輩投手が多く全国での舞台での登板経験はありませんでしたが183センチ、ストレートはMAX148キロで20歳という若さは未知なる将来性を感じさせます。

中学で全国制覇、高校・社会人と全国でも屈指の名門でまさにエリート道を歩んできた男がついにプロの世界に飛び込みます。

 

➋高校では悔しい指名漏れを経験

高校では入学後すぐにレギュラーとなり、投手としては140キロを超える速球と多彩な変化球を操り、野手としては鋭いスイングと巧みなバットコントロール、50メートル6.0秒の俊足でさらに強肩と走攻守でセンスがあり、投手でも野手でもドラフトにかかるレベルという評価でした。しかし高校時プロ志望届を出すものの指名漏れとなっていまいました。

実は指名順位が4位以下であれば社会人入りすると決めており、プロからの評価は4位・5位であれば確実に指名していたとのこと。ドラフト終了まで待ってくれたトヨタ自動車があっての決断でした。

社会人3年が経ち、結果4位指名でしたがもし高校の時に順位の縛りがなければきっと野手として指名されていたくらい当時は野手としての評価の方が高かったので投手青山はプロでは見られなかったでしょう。こうした運命が今後どのようになるのか楽しみです。

 

➌高いポテンシャル、3年後のエース候補

青山は大谷翔平(現日ハム)と同世代で藤浪晋太郎(現阪神)、濱田達郎(現中日)のビッグ3に次ぐ実力とも言われていました。大谷のように打者としても高い評価があり野球センスが非常に高い印象があります。

実績がないのにも関わらず昨年ドラフト候補として8球団から調査書が届くなどその素材と将来性は高校の時から各球団がマークしていたからでしょう。

まだ成長著しい右腕は実績が乏しい分、今後どのような成長曲線を描いていくのか未知数です。高い身体能力は金子以上で今後150キロを超える可能性も十分あります、金子のように目にははっきと見えない投球術を身にければ金子以上の活躍で球界を代表する投手になりえます。

金子と同じ年齢でプロ入り。金子の1年目は肘の故障で出遅れ2軍でのスタートから2年目に1軍のマウンドを経験し、4年目に開幕投手・二桁勝利をあげました。青山も3年後のエースを目指しプロでの成長を期待されています。今のオリックスは先発陣が充実しているのでじっくり育てる方針だそうです。まずは2軍でエースになれるよう学びながら成長していくことでしょう。

トヨタ自動車の出身で金子以外にも吉見一起(現中日)がいます。2011年には18勝をあげた投手で完全復活を目指しています。壁は大きいがいずれトヨタ自動車出身といえば青山といわれる日が来るかもしれません。

 

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