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楽天ドラフト1位 安樂智大 亡き恩師に誓った3つの約束【背番号20】

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1996年11月4日生186㎝ 87㎏(右投げ/左打ち)

愛媛県出身済美高からヤクルトとの2球団競合の末ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルス入団

済美高2年時 センバツ準優勝 夏3回戦敗退
18Uワールドカップ銀メダル
同大会 最高勝率 最多奪三振

甲子園2回戦で甲子園最速タイの155kmを叩き出した剛球右腕安樂投手は済美高に入学した時に恩師、故・上甲正典監督と3つの約束を交わしたそうです。

約束1:甲子園制覇の目標

安樂投手は済美高に入学後1年生の夏から県大会の5試合に登板し、秋には四国大会のベスト4入りに貢献しました。2年生ではセンバツ準優勝。夏は3回戦で敗退しましたが、150km超の剛球をたびたび投げ込みスタンドを沸かせました。
三重高校との2回戦では甲子園最速タイの155kmを記録して、3年生での全国制覇に大きな期待を抱かせました。

しかし、剛球の代償か秋に右ヒジが悲鳴をあげてしまいました。高校ラストイヤーの春は登板なし。全国制覇の最後のチャンス、夏も県大会3回戦で敗退。残念ながら甲子園制覇の目標は叶いませんでした。

約束2:球速160kmの夢

高校2年生の夏には球速は優に150kmをオーバーしていました。川之江高校との県大会準決勝では157kmを記録しています。このままいけば、3年時には甲子園最速を更新する160kmも夢ではないと期待されましたが、2年生秋の右ヒジの故障の影響もあり160km到達までは少し時間がかかりそうです。

ただ、高校野球引退後、巨人の菅野投手や日本ハムの大谷投手を参考にトレーニングを積み、150km以上のボールを投げられるまでに回復しているみたいです。
プロ入り後はぜひ大谷投手と160kmオーバーの剛球対決を期待したいですね。メジャーリーグでもそうそうお目にかかれないような興奮の投げ合いになるのではないでしょうか。

約束3:ドラフト1位でプロ入り

2014年9月2日、安樂投手の最大の理解者であった上甲正典監督(享年67)が胆管がんのために急逝なさいました。
告別式で弔辞を読んだ安樂投手は「監督さんに託された夢を実現し監督さんのために、プロ野球で活躍します。」とプロ志望を明かしました。

右ヒジの故障以降、プロ各球団が安樂投手のコンディションに疑問を抱いているなどと囁かれるなか迎えたドラフト当日。ヤクルトスワローズと東北楽天ゴールデンイーグルスが1位指名で競合。遂に3つ目の約束を果たし東北楽天ゴールデンイーグルスの背番号20を背負いプロ野球の世界に飛び込むことになりました。

~歴史と記憶に残る投手へ~

大きな期待と不安を抱えて入学した高校で、1年生の時に交わした監督との3つの約束。高校野球での全国制覇は叶いませんでしたが、約束通りドラフト1位で飛び込むプロ野球。日本一を目指し160kmの剛速球を投げ込んで欲しいと思います。

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