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心優しき三塁手!楽天 今江敏晃は実直な性格が生んだFAで「ミスター楽天」へ

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楽天 今江

今江敏晃は2001年にドラフト3位で千葉ロッテマリーンズに指名を受け入団、名門高校PL学園を卒業しました。

彼はかつて千葉ロッテで指揮をとっていたボビー・バレンタイン監督の下優勝に貢献する素晴らしい活躍を見せ、当時はチームメイトだった西岡剛と共に「ボビーチルドレン」と呼ばれていました。

2015年シーズンにロッテとの2年契約が満了し、11月10日に海外FA権を行使し翌日には海外FA宣言選手として公示されました。その際、東北楽天ゴールデンイーグルスが今江の入団を熱望し、同月27日に契約に合意。12月9日入団会見が開かれ、晴れて楽天の仲間入りを果たしたのです。

そんな彼のプロ野球人生とは果たしてどんなものだったのでしょうか?

 

➊ミスターロッテとしての栄光を得るまで

2001年のドラフトで入団した今江ですが、プロ1年目の2002年シーズンには既に1軍デビューを果たしていました。

彼のアマ時代を振り返ると中学生の頃には全日本中学野球選手大会で全国優勝し、世界大会に選抜されて優勝を果たす等輝かしい成績を残していました。さらに進学したのは名門高校PL学園でまさしくプロになるべくしてなったと言えるでしょう。

しかし、早々にデビューを果たした今江でしたがルーキーイヤーは15試合の出場に留まりました。翌年も1軍では5試合とイマイチ振るわず悔しいシーズンを続けて送ることになります。

2004年、中々芽が出ない今江の運命を大きく変える出来事がありました。今江は元々遊撃手としてレギュラー奪取に励んでいたのですが、その肩の強さと当時遊撃手不動のレギュラーだった小坂誠がいた為、外野手へのコンバートを提案されました。

しかし、今江はどうしても内野手へのこだわりが捨てきれず、遊撃手から三塁手へコンバートしたことで、自身最多の41試合に出場することができました。

ロッテが日本一を勝ち取った2005年シーズンの始まりにはかつて「ミスターロッテ」と呼ばれていた伝説の三塁手、有藤道世の背番号8を受け継ぎさらなる飛躍を誓いました。

「ミスターロッテ」となった今江はプロ生活で初めて開幕スタメンを勝ち取り、そのまま不動のレギュラーとなり日本一に貢献する活躍を見せました。

優勝した2005年の日本シリーズでは打率.667という新記録を達成するとともに日本シリーズMVPにも選出され、さらにベストナインとゴールデングラブを受賞するというまさしく華々しいシーズンを送ることができたのです。

 

➋ロッテでの安定を捨て、FA移籍へ

千葉ロッテでは不動の三塁手として活躍する一方、キャプテンも務め素晴らしい選手生活を送っていて順風満帆に見えた今江ですが、突如様々なアクシデントが訪れます。

2014年にはふくらはぎの筋膜炎を発症し開幕スタメンを外れると、このシーズンはうまく調整することすらできませんでした。さらに2015年には4番を任されるも頭部に死球を受けて交代したり、左手に死球を受けて骨折して2カ月戦線離脱したりとまたもや不遇のシーズンとなってしまいました。

そんな悔しいシーズンを送った今江は2015年シーズンオフにある決断をしました。すでに2年前、今江は海外FA権を獲得していましたが行使せず複数年契約をしていました。複数年契約満了と同時に海外FA権を行使することを決め、千葉ロッテを退団することとなったのです。

彼が語ったのは「人生で一番悩んだ。野球人生も半分以上が過ぎてしまった。もう一度一から勝負がしたい」、「海外ではなく国内で自分を必要としてくれている球団に行きたい」ということでした。つまり今江は自分自身の成績に満足しておらず、もう一度自分が輝いて優勝へ導ける球団で活躍したいと考えたのでしょう。

 

➌心優しきゴリさんから「ミスター楽天」へ

千葉ロッテ時代から今江は見た目から「ゴリ」というあだ名で呼ばれていてチームメイトやファンに親しまれていました。そんな彼はちょっと強面な姿とは裏腹に社会貢献に人一倍熱心に取り組んでいる選手でもあります。

とあるテレビ番組がきっかけで、障がい者野球チームの群馬アトムに興味を持ち、自身のポケットマネーで球場に招待するなと交流を続けています。さらに東日本大震災では「今江スマイルプロジェクト」と題した活動は、ペットボトルキャップの収集を呼び掛け、自ら児童養護施設の子供達を球場に招待する、小児がんの子供たちを支援する法人へ寄付をしたり理事を務めるなど多種多様な社会貢献を行っています。

このようなエピソードからも今江がどれだけ優しい気持ち持った人柄かが伺い知ることができます。

 

楽天のユニフォームを身につけて今江の新たな挑戦となる2016年シーズンが始まりました。若手が多い楽天イーグルスでは、今江のプレーはもちろん存在感や経験はチームへ好影響を与えることが期待されています。

ぜひ楽天ファンの為にも、またかつて千葉ロッテ時代に彼を応援していたファンの為にも「ミスターロッテ」から「ミスター楽天」と呼ばれるくらいの活躍を見せてほしいですね。

 

↓↓ロッテ時代の今江選手の記事はコチラ↓↓

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