【2018年ドラフト名鑑】楽天6位「新リードオフマン」小郷 裕哉野手(関西-立正大)動画付

まさに走攻守三拍子揃った外野手が小郷裕哉(おごうゆうや)だ。
全てにおいて高次元の能力を持つのが最大の魅力で、50mを5.8秒で駆ける俊足、遠投は110mを記録し、高校時代から高い評価を得ていたバッティングも大学で更にレベルアップした。
➊アマ時代のプレー動画
➋どんな選手?
挫折を乗り越えてのドラフト指名だった。
高校時代にプロ志望を提出するも、指名漏れを味わう。大学時代にも侍ジャパン大学日本代表を落選し、決して順調な野球人生ではなかった。
関西高校では1年春からベンチ入りし、3年夏には四番セカンドでチームを甲子園に導く活躍を見せた。しかし、甲子園では無安打に終わり、チームも初戦敗退した。
それでも通算28本の本塁打を記録した強打のセカンドとして、スカウトの注目を集めたが指名には至らなかった。
立正大学では2年からリーグ戦に外野手として出場し、順調に実績を積み上げてベストナインの受賞、通算6本の本塁打、そして盗塁は23個を数え、成功率は脅威の85%とリードオフマンとしての才能を開花させた。
大卒野手はプロでも即戦力としての期待を受け、早くからチャンスを得て楽天のトップバッターとして活躍することを期待したい。