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女性人気はすでにエース級!楽天 塩見貴洋 元「みちのくのドクターK」の挑戦は終わらない

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東北楽天ゴールデンイーグルスに所属している塩見貴洋は2010年度のドラフトで楽天に1位指名で入団しました。彼の入った年の2010年はドラフト豊作年とも言われており、ソフトバンク柳田悠岐や西武秋山翔吾、ヤクルト山田哲人に日本ハム斎藤佑樹など今第一線で活躍する選手が非常に多いです。

そんな豊作年に楽天に入団した塩見ですが高校は愛媛県にある帝京第五高校へ進学し、高卒からプロ入りではなく大学進学の道を選びました。彼が選んだ大学は八戸大学(現在は八戸学院大学)で、同年にプロ入りした秋山翔吾も八戸大学でした。二人は良きチームメイトでありライバルだったという事ですね。

さてこの塩見という投手ですが、一体どんな選手なのか紐解いていきましょう。

 

➊故障に悩まされた大学時代に培った精神力

塩見は1988年に大阪府守口市で生まれました。彼が野球と出会ったのは小学3年生の時で「守口市佐太スポーツ少年団」という所で野球を始めました。その後、中学に入り野球を続けていましたが、塩見は160センチと背が低く当時は外野手としてプレーしていました。

兄の背中を追うように愛媛県の帝京第五高校に進学し、ここで投手に転向することとなりました。成績としては2年の秋ごろからエースとして高い奪三振率を誇り、活躍を見せてくれましたが、チームとしては県大会ベスト8という残念な成績に終わってしまいました。しかし当の塩見は身長が高校の3年間で20センチも伸び、投手として着々と歩みを進めていくのです。

兄の背中を再び追おうとして同じ大学へ進学しようとした塩見でしたが、悲しい事に兄に来るなと拒まれてしまいます。仕方なく父の縁で八戸大学へ進学した塩見は早速活躍しようと躍起になります。

しかし、残念ながら1年生の時に腰痛により登板することができませんでした。悔しい思いをバネに2年こそはと奮起し、やっと春の大会では先発としてマウンドに立った塩見でしたが、さらに不運が重なり7月に腰を疲労骨折で負傷してしまうのです。この事態に塩見は非常に悲しみ、本気で野球を辞めようと思ったそうです。しかし父の「4年間続けることに意味がある」という言葉に心を動かされ続ける決意をしたのです。

その後、3年の春の大会からローテーション入りし、4年の春には防御率0.00とリーグ新記録を樹立した塩見。投球内容としては高校時代から変わらず高い奪三振率で打者を抑えていく姿に巷では「みちのくのドクターK」と呼ばれるようにもなりました。

故障が続き涙を幾度も流したことでしょう。しかし、塩見は周りの助言もありながら、どんな困難にも諦めることなく進んでいき、見事プロ野球界へと歩を進めることができたのです。

 

➋大学時代のチームメイトであり、ライバルだった秋山翔吾の存在とは?

塩見を語る時に欠かせない男がいます。それは埼玉西武ライオンズの1番打者で2015年には216安打を放ちNPBの最多安打記録を達成し、侍ジャパンにも選出された秋山翔吾です。

塩見と秋山は同じ八戸大学で同級生でした。2人は投手と野手としてポジションは異なりながらもエースと4番という野球において重要な部分をお互い担っており、嫌でも意識する存在でした。特に秋山の方がドラフト1位で指名された塩見に対し、自分が3位指名であったことで「負けるものか」と熱く闘志を漲らせました。

プロに入って2人が初対決したのは入団して早々でした。その時の結果は3打数0安打1三振と塩見が完全勝利し、ドラフト1位の輝きを秋山に見せつけました。その後悔しさから秋山は弛まぬ努力を続け、塩見に打ち勝っていきます。差を広げられていく塩見はローテーションに入りながらも悔しい思いを募らせていきます。

2016年4月2日楽天の本拠地Koboスタ宮城で開催された楽天対西武の2回戦。まるで2人の対戦を静かに盛り上げるように雨が粛々と降っていました。前年大活躍でシーズンを終えた秋山に対し、あまり活躍できなかった塩見。さぞ胸には熱い思いがあったことでしょう。

対戦成績は、左中二、二安、一ゴロ、三ゴロと打席数的に見ればイーブンでした。しかしこの試合、塩見が勝利することが決まっていたかのように打線が大爆発し15-4で大勝利。もちろん塩見は勝ち投手となりシーズン初勝利を掴みました。

 

➌人気も実力もエース級の存在になれるか?

野球に真摯に取り組んできた塩見はきりっとした顔立ちで女性人気が高いようです。それを裏付けるかのようにバレンタインデーにチョコレートを貰った数は2012年と2013年に2年連続でチーム内1位を記録。チームメイトから羨望の眼差しを向けられました。

2013年オフに結婚をした塩見ですが、人気は衰えを知らないようでグッズの売り上げも非常に良いようです。

すでにプロ入り6年目を迎えている塩見。にも関わらず強靭な精神力と向上心を持っているおかげか、まだまだ伸びしろがありそうです。その高い制球力と150キロ台のストレートを武器にいつか最多勝利や奪三振王のタイトルを手にして楽天の優勝に貢献するような人気も実力もエース級の活躍が来る日をファンは待ち望んでいます。

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