【ソフトバンク 中田 賢一は2014年よりも進化しているのか?】中日から移籍後成長したのか?年俸と活躍は比例しているか?

2014年に中日から移籍してきた中田選手はソフトバンクでも先発として活躍し、シーズンオフには年俸も2,500万円増でサインしています。
2015年も安定した活躍を見せており、貴重な先発ピッチャーとしてソフトバンクに欠かせない存在です。
中日から地元ソフトバンクへ
2013年シーズン終了後の11月、中田選手は国内FA権を使って地元球団のソフトバンクへと移籍します。
シーズン開幕から先発ピッチャーとしてローテーション入りするとソフトバンクでの初登板でいきなり勝ち投手となり、その後も勝ち星を積み上げていきます。
5月には1,000投球回の記録も達成し、その後は不調な時期もあったものの最終的にはシーズン終了まで先発ローテーションを崩すことなく、ソフトバンク先発陣最高となる11勝を挙げます。
期待に応えた2014年の活躍
2014年は移籍した1年目ということもあり、中田選手にとってプレッシャのかかるシーズンだったことは間違いありません。
移籍をきっかけに成績を大きく落としてしまう選手も多い中、中田選手はソフトバンクの期待に応える活躍を見せます。
クライマックスシリーズ、日本シリーズにも登板し、中日時代からさらに進化した投球でファンの心をがっちり掴みました。
年俸以上の活躍を見せてくれ、シーズン終了後にはさらなる年俸アップも実現しています。
さらなる活躍、鷹のエースへ
順調な活躍をしているものの、好不調の波が激しい面も見られこれが今後の課題なるでしょう。
現在の年俸は9,500万円、大台となる1億円に届くかどうかは今後より安定した成績が残せるピッチャーになれるかがカギです。
期待される役割はやはり先発です。しかし、ソフトバンクの投手陣は国内随一のレベルでありライバルも多く先発ローテーションを確保することがとても難しい球団です。ただ、中日時代からソフトバンク移籍後も実績を積み上げてきた中田投手には若手にはない信頼と安心感が大きなアドバンテージになることでしょう。
常勝軍団となったソフトバンクの中でも、今まで以上の活躍を築き上げて近い将来、地元ファンも望む頼れる鷹のエースになってくれるような更なる飛躍に期待しましょう。