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ヤクルトスワローズ 「招き猫投法」成瀬善久は一発病を克服しスワローズに福を招けるか?

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中学校時代には全国中学校軟式野球大会に出場、1試合16奪三振や毎回奪三振の記録を作りチームを全国3位に導きました。

神奈川 横浜高校に進学すると、3年春の選抜甲子園大会でチームの準優勝に1学年下の涌井秀章選手(現ロッテ)とともに大きく貢献します。

2003年ドラフト6巡目指名でマリーンズに入団、2006年に1軍ローテションに定着し、2014年までに5度の2桁勝利を記録、最優秀防御率・最高勝率などのタイトルを獲得しています。

1.球の出所が見難い猫招き投法

成瀬選手の投球フォームは、手首の曲げ方が招き猫の上げた前脚とよく似ていることから「招き猫投法」と呼ばれていますが、自身ではそのフォームについて「和田毅選手(現カブス)の球の出所を隠す部分と杉内俊哉選手(現読売)のゆったりした部分を足した」ものだと語っています。

130kmに満たない球速のストレートで並み居る強打者を牛耳れるのは、このフォームあってこそのことです。

またこのフォームに由来して、チームメイトからは「ニャー」という愛称で呼ばれ、さらに一部ファンの間では「にゃるせ」とも呼ばれているそうです。

2.意外に多い被本塁打の理由とは?

16勝を挙げた2007年以降、毎年2桁本数の本塁打を浴びており、過去には3年連続でリーグワーストも記録しました。

成瀬選手が130km前後のストレートで打者を押さえ込めるのは、出所が見難いフォームの他に、ボールに非常にキレイなスピンがかかっており手元で伸びるからだと言われています。

反面、スピンのよくかかったボールは当たると飛びやすいとも言われており、それが成瀬選手の被本塁打の多さの原因と考えられます。

スピンがよくかかっていることで抑えることも出来れば、本塁打を打たれることもある、成瀬選手にとっては最大の武器であり、最大の弱点ともなる諸刃の剣といったところでしょうか。

3.FA宣言には厳しい意見も…

過去に4年連続を含む5度の2桁勝利を挙げ、通算で90勝しているにも拘わらずマリーンズの評価が低いということでFA宣言することになりました。

開幕投手の経験もあり、それだけの実績を残しているのだから好待遇を主張するのは当然という意見がある一方、2008年以降は2桁勝利を挙げても2007年のような絶対的な安定感は無く、さらに直近2年間に至っては故障の影響もあり、精彩を欠いていたのでマリーンズから好条件が出されないのは当たり前という厳しい意見もありました。

しかし、2015年10月で30歳とまだまだ若く、環境が変わることにより復活することも十分考えられますので期待することとしましょう。

~投壊 2014年リーグワースト!
  スワローズの救世主になれるか?~

2014年のスワローズはチーム打率リーグトップの強力打線を持ちながら、チーム防御率がリーグ最下位でチーム成績も最下位となってしまいました。

故障による主力選手の戦線離脱もさることながら、この投壊が近年のスワローズ低迷の原因と言え、その分成瀬選手への期待は大きくなります。

セ・リーグの打者が成瀬選手のフォームに慣れていないことから、2007年のような活躍も夢ではありません。

評論家の中にはスワローズの優勝を予想している人もおり、成瀬選手の活躍次第ではそれが一気に現実味を帯びてくることでしょう。

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