プロ野球Players.com

【ヤクルトスワローズ:寺田哲也投手】独立リーグ通算5年のオールドルーキーは深い縁に導かれてスワローズへ入団

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

■BCリーグで快挙連発■
~ ノーヒットノーランの達成、年間MVP獲得 ~

栃木・作新学院高校時代は2年春に選抜甲子園に出場しますが、控え投手であったため登板機会はなく、3年春の関東大会で優勝したものの夏は栃木県大会ベスト8に終わり、甲子園でプレーすることは出来ませんでした。
作新学院大学進学後は1年春にいきなり開幕投手を任されるなど期待は大きかったが、タイトル獲得や全国大会出場など目立った実績はありませんでした。
ベースボール・チャレンジ(BC)リーグの新潟アルビレックスに入団、年間MVPなどのタイトル獲得やノーヒットノーランを記録するもののドラフトで指名されることはなく、四国アイランドリーグ(IL)の香川オリーブガイナーズに移籍しました。
BCリーグ時代より成績を落としたものの、2014年のドラフト会議でスワローズから4位指名を受けて入団しました。

■諦めかけた野球人生■
~ 実績が実らず、一度は引退を決意 ~

BCリーグ・新潟に所属していた2012年、13年とリーグ屈指の成績を残し、2013年にはノーヒットノーランを記録しましたがドラフトで名前が呼ばれることはありませんでした。
2013年シーズン終了後にアメリカのボストン・アスレチックスのトライアウト受験を最後に引退するつもりでしたが、トライアウトへ向けての練習をしている内に手応えを感じたことから現役続行を決意しました。
大学卒業後独立リーグに5年所属と遠回りをしたかもしれませんが、決して無駄な経験ではなかったことを証明してくれるはずです。

■恩師との運命の出会い■
~ 恩師である球界屈指の守護神とプロで再会 ~

新潟時代の2011年にはともにプレーし、12年には監督して指導を受けたのはスワローズ史上最高のクローザー・高津臣吾氏(現ヤクルトコーチ)でした。
投球術や投手としての心構えを叩き込まれ、入団後2年間は目立った成績を残せていなかったものの高津氏が監督を務めた2012年にはBCリーグを代表するエースへと大きく成長しました。
スワローズで再び高津コーチの指導を受けることとなり、今度は日本球界のエースへ成長することを期待したいと思います。

■スワローズとの深い縁■
~ BCリーグ時代の監督は皆スワローズOB ~

新潟に入団した2010年に監督を務めていたのは芦沢真也氏で、以後11年橋上秀樹氏、12年高津臣吾氏、13年内藤尚行氏と4年連続でスワローズOB監督の下でプレーしていました。
さらに交流試合でスワローズ二軍と何度も対戦しており、当時二軍監督であった真中満監督の目の前で好投したこともスワローズ入りに影響していないとは言い切れません。
また真中監督も栃木県出身で同郷であり、まるで最初からスワローズ入団が決まっていたかのような強い縁を感じます。

■即戦力期待も・・・■
~ チャンスを活かせず開幕一軍ならず ~

独立リーグで5年の経験があり2015年には28歳となるオールドルーキーであることからも即戦力として期待されましたが、チームの方針でキャンプは二軍スタートとなりました。
予定通り2月半ばには一軍に合流し、さらに小川泰弘選手のアクシデントから昇格後の練習試合で即先発を任されました。
しかし、オープン戦は1試合に登板したのみで開幕一軍入りも逃しましたが、独立リーグ時代に真中監督や高津コーチの前で披露した快投を2015年中に神宮球場で見せてくれるに違いありません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

ピックアップ記事

最近の記事

  1. 「ダイヤの原石」と言っても過言ではない魅力あふれる素材として注目されているのが勝又 温史(かつまたあ…
  2. 祖父が名門 横浜高校の渡辺元智監督というサランブレッドとして注目されているのが渡辺 佳明(わたなべよ…
  3. 今年の夏の三重県予選で150キロオーバーを7球連続で記録し、一躍全国区へ躍り出たのが田中法彦(たなか…
  4. 水谷 瞬(みずたにしゅん)はまさに規格外だ。身長192センチ、体重94キロの恵まれた体格から…
  5. 2018年甲子園春夏連覇の優勝投手であり、名門大阪桐蔭のエースとしてチームを数々の勝利へ導いたのが柿…
  6. MAX153キロのストレートが代名詞の速球派が斎藤友貴哉(さいとうゆきや)だ。自慢のストレー…
  7. 根尾昂(中日ドラフト1位)、柿木蓮(日本ハムドラフト5位)と共に大阪桐蔭のマウンドを守り、甲子園春夏…
  8. 最速147キロでありながら、球の出所がわかりにくい変則左腕が左沢優(ひだりさわゆう)だ。身長…
  9. 188センチ 95キロの恵まれた体格から生まれるパワー溢れる強打が魅力の大型内野手が松田 進(まつだ…
  10. 森脇亮介(もりわき りょうすけ)は175センチ 70キロと決して恵まれた体格ではないが、最速152キ…

カテゴリー

ページ上部へ戻る