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勝利の方程式入りなるか⁉ヤクルト 徳山武陽は2015年ブレイクするも打者転向で雄平二世の可能性も?

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ヤクルト 徳山

兵庫県神戸市出身の徳山武陽(とくやま たけあき)投手は、1989年7月21日生まれの26歳。身長185cm、体重84kgという大柄な体型から投げ込む最速147キロのストレートと、スライダー、フォーク、チェンジアップのコンビネーションで相手打者に挑んでいきます。

三田学園高校時代には、4番・エースピッチャー・チームの主将、という3つの大役を務め上げたほか、関西大学野球の名門・立命館大学時代にも、リーグ戦の最優秀投手やベストナインのタイトルを獲得し、アマチュア時代から大活躍。

2011年のドラフト会議でヤクルトから育成1位指名を受けた徳山武陽投手は、2015年シーズンに39試合に登板するなど、伸びしろ満点のリリーフ投手ですが、高校時代から強打の両打ち打者として名高く、打者転向の噂も上がっています。

➊名門立命館大で最優秀投手

盗塁王のタイトルを3度獲得した屋敷要さんや、2015年までヤクルトのコーチだった伊勢孝夫さん、元ロッテ監督の山本功児さんなど、多くのプロ野球選手を輩出している三田学園高校に進学した徳山武陽投手。

高校2年生の秋から野球部の主将に就任し、打っては4番、投げてはエースピッチャー、というチームの大黒柱として活躍しますが、高校3年間で甲子園に出場することはできませんでした。

高校を卒業した徳山武陽投手は、関西学生野球リーグで31回優勝している立命館大学に進学します。OBには、ソウル五輪で銀メダルを獲得するなど、球界を代表する名捕手として活躍した古田敦也さん、元メジャーリーガーの長谷川滋利さんなどがいます。

大学1年生の秋からリーグ戦に登板していた徳山武陽投手。大学2年生秋の新人戦でMVPを受賞してから素質を開花させ、大学3年生になってからチームの主力投手に抜擢されます。

大学4年生秋のリーグ戦で防御率0.78という堂々たる成績を残した徳山武陽投手は、最優秀投手とベストナインのタイトルを獲得。大学通算で11勝を挙げる活躍を見せます。

大学卒業を間近に控えた2011年のドラフト会議では、支配下選手としての指名は受けられなかったのですが、ヤクルトから育成ドラフト1位の指名を受け、プロ野球の世界に飛び込むことになります。

 

➋2013年支配下登録→2015年ブレイク

プロ1年目となった2012年シーズンは2軍戦のみの出場となりましたが、13試合に登板して5勝2敗というまずまずの成績を残します。翌2013年5月13日に育成契約を卒業。背番号が二ケタの「62」となり、支配下選手登録されることになりました。

プロ初登板は、支配下選手登録から2日後に開催された本拠地・神宮球場での西武戦でした。先発投手としてマウンドに上がったものの、相手の1番打者・浅村栄斗選手にいきなりホームランを打たれるなど、3イニングで3点を失い、敗戦投手に。

プロ3年目の2014年シーズンは、1軍で7試合(うち3試合が先発)に登板。防御率が5.32という褒められた数字ではありませんでしたが、2014年9月3日の中日戦(神宮球場)で6イニング2失点という好投を見せ、プロ初勝利を挙げた記念のシーズンとなりました。

徳山武陽投手が大ブレイクを果たしたのは2015年シーズンでした。支配下選手になって3年目という、そろそろしっかりした結果を出さなければいけないところで、先発からリリーフに転向。プロ入り最多の39試合に登板し、2勝・3ホールドを記録しました。

2015年シーズンのヤクルトの投手事情はとても苦しかったものの、徳山武陽投手はシーズンを通じて安定した投球を見せ、チームのリーグ優勝に貢献しています。

 

➌打者転向の噂の理由とは?

2016年シーズンで支配下選手になってから4年目となる徳山武陽投手は、まだ1軍でヒットすら記録したことがないのですが、将来的には打者への転向が噂されている選手でもあります。

徳山武陽投手が見せるバッティングは三田学園高校時代から定評があり、高校3年間で20本のホームランを打っているほか、投手に専念していた立命館大学時代にもリーグ戦でホームランを記録している強打者なのです。

また、投手としてはレアな左右両打ちのスイッチヒッターでもあって、打撃センスの良さはプロのスカウトも一目を置くものだったそうです。しかし、投手へのこだわりが強かった徳山武陽投手は投手一本で活躍することを胸に誓っています。

投手から打者に転向した成功例といえば、徳山武陽投手と同じヤクルトに在籍している雄平選手ですよね。東北高校時代から速球派のサウスポーとして注目されていましたが、投手では結果が出せず、打者に転向してから一気にブレイクを果たしました。

徳山武陽投手は、まだ投手としての伸びしろが十分ですから、すぐに打者に転向することは無いと思います。しかし、セリーグは投手が打席に立つケースも多いので、徳山武陽投手の打撃に注目が集まる日が来るのもそう遠くはないでしょう。

 

➍勝利の方程式に入り込むチャンス到来

2015年シーズンから本格的にリリーフへと転向した徳山武陽投手は、これからもリリーフ投手としてチーム内の激しい競争に立ち向かっていきます。

不動のストッパー・バーネット投手や、貴重なロングリリーフ・ロマン投手というリリーフの柱として大活躍した2人の助っ人投手がチームを去った2016年のヤクルト投手陣。優勝した2015年シーズンよりも苦しい状況での戦いを強いられています。

現在のヤクルトは、ストッパーにオンドルセク投手を置いて、セットアッパーにルーキ投手と秋吉亮投手を配置していますが、まだ盤石な状態ではなく、リリーフ陣が打たれて逆転負けを喫する場面も少なくありません。

リリーフ陣が万全な状況ではありませんから、1軍で2015年シーズン以上に安定した投球を見せ続ければ、徳山武陽投手が勝利の方程式の一員に入り込む可能性は十分あると思います。

ヤクルトの中心選手になるべく奮闘している貴重なリリーフ・徳山武陽投手の活躍に期待しましょう。

 

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