【千葉ロッテ 大嶺 祐太のこれから】定時制からドラフト1位のロッテ期待の投手!?弟との共演をファンは望んでいる

大嶺祐太選手は、2006年にドラフト1位で入団した、八重山商工出身のピッチャーです。
自慢の速球とスプリットで、昨季は勝ち星3を挙げましたが、登板試合数は13に留まりました。
今季はさらに登板数を増やしてローテーション入りを目指します。
|高校は定時制で入学だった
大嶺祐太選手といえば、沖縄県石垣島の八重山商工出身ですが、全日制ではなく定時制の出身だったことはあまり知られていないかもしれません。
この定時制に関しては大きく分けて2つの説があります。一つは恩師である伊志嶺監督の勧めで一般入試を受けるも入試に失敗して定時制に進んだという説。二つ目はご両親が不在で家庭の事情で定時制に自ら進んだ説です。いずれにしても、昼間は監督の仕事を手伝いながら体を鍛え、夜は勉強、そして野球に没頭する日々を送ったのが彼の高校3年間でした。
ちなみに2年生より全日制に編入しましたが、そうした苦労人だけにハングリー精神がみなぎっており、プロの目に留まるような活躍ができたともいえるでしょう。
|弟もプロ野球選手で同僚
大嶺祐太選手といえば、弟もプロ野球選手であることが知られています。
その名は大嶺翔太といいますが、彼もまたドラフト3位で千葉ロッテマリーンズに入団し、兄と共に同僚として活躍しています。
プロではなかなか弟と競演する機会がありませんでしたが、2014日8月14日の対日本ハム戦で、兄弟での同時出場を果たしています。
なお、弟の大嶺翔太選手は2015年6月に「侍ジャパン大学日本代表対NPB選抜」の、NPB選抜に選出されています。
まだ大嶺兄弟は2人とも20代と若く、これからの兄弟そろって活躍そしてヒーローインタビューも決して夢ではありません。兄が投げ、弟が打って守りマリーンズを勝利に導く姿をファンは心待ちにしています。
|豊作だった2006年ドラフト1位のプライドにかけて
大嶺投手は今でも1軍で活躍するピッチャーですが、先発ローテーションに定着することはできていません。
自身としては、ドラフト1位のプライドにかけて先発ローテーション入りしたいことでしょう。
2006年のドラフト1位は現段階でも豊作と言われるほどの活躍が目立ちます。まずは現在、ヤンキースで活躍している田中将大投手(元楽天)。次に広島カープのエースとなり、大リーグ入りの噂が絶えない前田健太投手。バッターでは今季キャプテンも努め、4番も経験したジャイアンツの坂本内野手といった豪華な顔ぶれとなっています。
現段階では同期のライバルたちに大きく水を開けられていますが、ポテンシャルとスケールの大きさは負けていません。何かをきっかけにこれから大化けし、飛躍する日を楽しみにしましょう。