【岩手】2018年夏の甲子園予選:厳選スター&ドラフト候補

①岩手のスター候補
❑佐々木朗希(大船渡)
代名詞は「新怪物」現る、「夢の160km」。今年の岩手県予選で最も注目を集める存在であることは間違いない。
まだ2年生だが、春季県大会(盛岡中央戦)でMAX152kmのストレートを投げ込み一躍全国区と駆け上がった。189センチ81キロの佇まいは岩手の野球ファンの脳裏に焼き付いている大谷翔平(現エンゼルス)を想起させる。
まだまだ粗削りだが、大きな伸びしろを感じさせるスケールの大きさも佐々木の魅力だ。投げるだけでなく、打っては1番打者で50m5.9秒の快速を武器に活躍し、甲子園デビューを飾れば全国の野球ファンは新たなニューヒーロー誕生に歓喜することは間違いないだろう。
②岩手のドラフト候補
(ピッチャー編)
❑西舘勇陽(花巻東)
注目度№1の佐々木朗希と同じ2年生。こちらはすでに甲子園デビューを果たしている。
岩手の名門校で持ち前のセンスを磨き、もう一度夢の舞台へ立つにはチームにとっても自身の復調が不可欠だ。
❑西舘洸希(盛岡三)
西舘勇陽の実兄。魅力は140km中盤のストレートと切れ味鋭いスライダーだ。
春には昨季代表の盛岡大付を破る金星を挙げることで「公立の星」としても注目される存在。
上位に進出すれば弟がいる花巻東と対戦する可能性があり、兄弟で投げ合うことが実現できれば、岩手の夏をより熱く盛り上げることだろう。
③岩手のドラフト候補
(バッター編)
❑紺野留斗(花巻東)
岩手№1打者の称号はこの男だ。
名門花巻東の四番は伊達じゃない。持ち前のパワーも魅力だが、逆方向にも強い打球が打てるようになったことで打率も向上した。
春のセンバツで大阪桐蔭に喫した0-19の歴史的大敗の借りは、甲子園に戻ってしか晴らすことはできない。それにはこの男のバットの爆発が絶対に欠かせない。