【2018年ドラフト名鑑】中日5位「根尾とのライバル物語再び」垣越 建伸投手(山梨学院)動画付

「大型左腕」という表現が実にしっくりくる。
183センチ90キロの重量感溢れる体を目一杯使ったフォームから最速145キロのパワーストレートを投げ込むのが垣越建伸(かきごしけんしん)だ。
➊アマ時代のプレー動画
➋どんな選手?
山梨学院での役割は先発ではなく主にリリーフだった。
試合途中に登板すると球場の雰囲気をガラッと変え、チームに勢いを与えることができるオーラを持ったピッチャーは稀少性が高い。
肝心の実力は、迫力ある体格から生まれる球質は見るからに重さがあり、球威でグイグイと押す剛球派のピッチングスタイルは広島の守護神 中崎翔太を彷彿とさせる。
また、中学時代は岐阜県の飛騨高山ボーイズでプレーした盟友でありライバルだった根尾昂(大阪桐蔭)も同じく中日に1位指名された。
高校での実績ではかつてのチームメイトに遅れを取ったが、プロでは同じチームで切磋琢磨し合い、岐阜生んだ二人の若武者が低迷するドラゴンズの救世主となれるような活躍を期待したい。