阪神ドラフト3位 江越大賀 アスリートタイプの一番打者になれる逸材【背番号25】

阪神タイガース、ドラフト三位の江越大賀選手を紹介します。
経歴は、海星高校(長崎県)に入学。投手として入学するも打撃センスを評価され、2年夏からは外野手としてレギュラーを掴みます。
高校通算26本塁打で注目され、駒沢大学に進学。1年春からレギュラーとして活躍します。
確実性が課題と言われていましたが4年秋には最多安打、打撃十傑入りも果たし、課題を克服しました。また守備はすぐにでもプロで通用すると言われるほどの強肩と広い守備範囲を兼ね備えた選手です。プロ入り後はどんな選手になってくれるでしょうか。
1.甲子園にマッチする武器
まず現時点での一番のセールスポイントは強肩好守という点だと思います。この点は広い甲子園を主戦場とする阪神に入団できたのはプラスだと思います。守備にはスランプがないと言われますので、スタメンでなかったとしても使える選手という評価になりやすいです。
また、打撃に関しては飛ばす能力があるという点、また右打者ですのでこれまた甲子園において非常に有利になります。右の強打者が少ないというチーム事情もあり、期待は大きいと思われます。
2.レギュラー争いのライバルは?
阪神外野陣は大和選手が素晴らしい守備で昨年レギュラーを獲得しましたが、レフトはマートン選手、ライトは福留選手といったベテラン選手が出場している状態です。若手では伊藤隼太選手や横田選手など素晴らしい選手もいますが、一軍では結果はまだ残せていません。
そんな中、江越選手は一年目からチャンスが多いと思いますし、守れる選手という点でも他のライバルには無い点を持っています。
3.チャンスは十分ある!
江越選手は右打ち外野手という点で早い時期から起用されることが多くなってくるのではないかと思います。
もちろんキャンプ、オープン戦で猛アピールしてレギュラーを掴んでくれれば問題ないのですが、そうでなくても投手の左右でスタメンを変える場合、左打ちの外野手が多い阪神ではライバルが少なく右打ちであることが有利になってきます。
~右の名外野手を目指して~
阪神としてはどのように育てていくのかわかりませんが、いずれは真弓選手を彷彿させるようなプレーが期待できる選手です。
現在のところ、キャンプでもアピールできているようですし、今年入団した野手の中では新人王候補の一人であることは間違いないと思います。
大賀(たいが)という名前も阪神にピッタリですし、ファンから愛される選手になることを期待しています。