阪神タイガース 北條史也(光星学院) が再び甲子園を湧かせる【背番号2】

阪神タイガースの北條史也選手を紹介します。
経歴は、光星学院高校(青森県)1年時からベンチ入り。2年時に夏の甲子園に出場し、チーム最多タイの8打点を記録、チームも準優勝と大きく注目を集めました。3年時には再び夏の甲子園に出場、1大会4本塁打を記録します。決勝戦では藤浪投手擁する大阪桐蔭高校に敗れるものの甲子園での活躍は非常にインパクトのあるものでした。
その後、2012年ドラフト2位で阪神タイガースに指名されプロ入り。昨年はU21ワールドカップの日本代表にも選ばれ、順調に階段を登っています。
勝負の3年目、甲子園で再び輝くことは出来るのでしょうか。
1.北條選手のプロ入り後の歩み
ルーキーイヤーは二軍での出場でしたが、木製バットへの対応に苦労し打率.199で1本塁打、守備面でも18失策を喫するなど課題を残しました。ですが二年目、特に後半から徐々に成績を上げ、特にU21ワールドカップでは大活躍、ベストナインにも選ばれました。一軍出場はまだないものの高卒野手としては順調に成長しているのが伺えます。
2.ライバルたちの存在
阪神で内野手というと鳥谷、上本の二遊間にサードは今成選手、新井良太選手や西岡選手ということになるでしょうか。現段階で入り込んでいくのはなかなか難しいかもしれません。
ただ北條選手の特徴は「大型で右打ち、二塁と三塁も守れる遊撃手」。そうです、同じようなタイプの選手はいないんです。しかも怪我の選手も多く、二軍でも内野を守れる選手が少なくなってしまっているとの情報もあります。
鳥谷選手の壁は大きいですが、その後に続く選手としては最も期待されているのは間違いありません。
3.入団後のモデルチェンジ
高校時代の華々しい活躍が印象的ですが、現在の北條選手は少しモデルチェンジしているようにも見えます。まず犠打が多く、その技術も高いという点、また四球も多く選球眼が良い点、このあたりは入団前のイメージと違うものがあります。
このようにならざるを得なかったのかもしれませんが、もともとパンチ力のある打撃が持ち味の選手ですので、新たな魅力が出てきたということだと思います。首脳陣も使いやすい選手ではないでしょうか。
~今季こそ一軍、再び甲子園へ~
まずは、一軍争いに加わるという段階かもしれませんが、期待の大きさもあって非常に良い立ち位置にいると思いますし、
やはり北條選手には甲子園が良く似合います。
もう一度甲子園を湧かせる日はそう遠くないでしょう、
その時をファンは期待して待っています。