日本ハムドラフト5位 瀬川隼郎 イクメンのオールドルーキーが間違いなくファンに愛される理由とは? 【背番号46】

日本ハムファイターズ に今季から加入したルーキー、瀬川隼郎投手を紹介します。
まずは経歴ですが、北海道の古豪、北海高校時代は1年秋からエースとして活躍しますが、甲子園出場には至りませんでした。
その後、地元の室蘭シャークスというクラブチームに入団。社会人生活をしながら野球を続け、2007年と2013年の都市対抗にJR北海道の補強選手として出場します。
そこで、プロから注目される投球を披露し、2014年ドラフト5位で日本ハムファイターズより指名、入団となりました。
年齢も高く、即戦力としての呼び声高い瀬川投手はどんな投手なのでしょうか。
1.ピッチングスタイルと特徴
左スリークォーターから最速148キロの直球とスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットを投げ分けます。特筆すべきは直球とスライダーのコンビネーションで、左打者はもちろんのこと右打者に対してもインコースへの直球で強気に勝負できる投手です。
肩関節の可動域が広いことから、球の出どころが見難いという特徴もあって、打者は球速以上の威力を感じると思います。
2.求められる役割、ポジションは?
今年のファイターズ投手陣はかなりフレッシュな顔ぶれになることが予想されます。
特に先発ローテーションを担うであろう、大谷、上沢、浦野、中村勝、は皆20代前半です。瀬川投手は先発リリーフどちらでもいけるとのことですが、おそらく即戦力の中継ぎとして期待されているのではないでしょうか。
左腕でリリーフということは宮西投手とポジションが被ってしまいますが、宮西投手は不動のセットアッパーですので左右関係なく起用されています。
瀬川投手はまずは左打者を抑えるワンポイント的役割をこなしていってほしいと思います。
宮西投手はFA移籍も噂されていますので、その後釜として間違いなく期待されているので、まずは信頼を勝ち取る投球を見せてもらいたいです。
3.地元ファンに愛される投手へ
高卒10年目にやっと指名された苦労人でもあり、これまでの道のりは決して平坦ではなかったとのことです。
早くに母親を亡くし、父親が男手一つで育て、ようやくのプロ入りし、しかも結婚して現在は、1児のパパでもあります。
趣味は『子育て』という人柄、そして地元の北海道の選手として、ファイターズファンに愛される選手になるのではないでしょうか。
守るべきものがある人間の強さ、イクメンルーキーの勇姿を、札幌ドームで早く観せて欲しいです、一年目から勝負の瀬川投手に注目しましょう。